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外食産業
繁盛塾
「天地人の恩!おかげの心が客を呼ぶ」
〜 伊勢バスツアーで学ぶ商売の原点 〜

開催日時  2010年10月20日(水) 7:30〜20:30
行き先  伊勢・鳥羽方面 おかげ横丁&答志島


 「産地見学」がテーマの今回の繁盛塾『伊勢・答志島バスツアー』には、約50名のお客さんが集まりました!
 バスで約3時間、さらにチャーター船に乗り継ぎ、最初に訪れたのは鳥羽湾に浮かぶ
「答志島」。鳥羽湾周辺の海域で水産加工を営んで130年、網元時代も含めると約200年という株式会社浜与の代表取締役である浜崎 興吉氏に現地をご案内いただきました。
浜崎氏は自社の取り組み、そして答志島の歴史や伝統的に受け継がれる寝屋子制度のことなどを語ってくれました。
海を愛する男!浜崎 與吉氏
島の風土や見所などを教えていただきました

答志港には小型の漁船がたくさん停泊していました
 ポツポツと小雨が降る中、答志島に降り立った一行は、島の特産品であるしらすのせり見学へ。獲れたてのしらすは生臭さがなく、つるっとした喉ごしで、最近は生シラス丼などがブームになっていますが、鮮度が命なので島の周辺でしか食べられない珍品です。一般的には釜揚げにされることが多いのですが、茹でたしらすもふっくらしてとても美味しい♪

透き通った生のしらすはとっても美しい!

漁師さんのご好意でその場で味見させてもらえました!
 しらすの市場から少し歩いた別の漁港では、島の周辺で獲れる四季折々の鮮魚たちが水槽の中で泳いでいました。スズキ、鯛、ワラリ(出世魚:ブリ)、ヒラメ、カレイ、トラフグ、ホーボ、イカ、ボラなど種類は様々。それらは威勢の良い仲買人の掛け声とともに水槽ごとに競り落とされ、島の旅館や鳥羽方面に出荷されるのだそうです。
 見学者の皆さんからは「答志島に息づく漁、新鮮な魚介に触れることができ、
滅多にできない経験ができた」と、感動の声をいただきました。

一般人には聞き取れない暗号のような早口でせりは進み
市場に並んだ魚はあっという間にせり落とされていきました
 お昼ごはんに老舗の旅館でいただいた地魚の刺身、あらめ巻き(海藻で魚を巻いた佃煮)やめひび(ワカメの根の部分)の酢の物といった素朴な郷土料理の中にも、食材のあり方や活かし方を感じとっていただけたのではないでしょうか。
 毎日荒波にもまれながら私たちに新鮮な魚を送り出してくれる、固い絆で結ばれた漁師さんたち、見守る家族の方々への感謝の気持ちでいっぱいになりました。浜与さんでは将来、答志島や鳥羽でその日獲れた魚をもっと遠くの都心へも販売できないかと考えているそうです。

「手を合せていただきます!」と、童心に返ってみんなで唱和しました(笑)
 
島で取れた新鮮な魚介のお刺身(写真左)や、珍しい島料理のめひび(写真右)などをいただきました
 漁師町ならではののどかな風景と、出迎えてくれた島の人々の温かさを名残おしく感じながら、答志島をあとにして次に向かった先は、三重県伊勢神宮前「おかげ横丁」。かつては約20万人の訪問客しか集まらなかった内宮門前町ですが、10年前のおかげ横丁建設以来、今や年間410万人もの人々が詰め掛け、地域を代表する観光地となっています。
 その日はあいにくの雨だったので客足が遠のくのでは?という予想を裏切り、大勢の観光客で活気にあふれていました。約2700坪の敷地内には、江戸から明治にかけての伊勢路の代表的な建築物が移築・再現され、伊勢志摩の特産物を扱う
物販店・お食事処など54店舗が立ち並んでいます。そんな見ごたえ満載のおかげ横丁を運営する賑いの仕掛人、有限会社伊勢福の代表取締役社長、橋川 史宏氏に、今回は繁盛塾のために特別にご講演いただきました。

五十鈴塾という趣きある会場にて。松下政経塾ご出身の橋川氏はとてもお話上手!引き込まれます
 伝統に重きを置き、『脱観光地』、『地域活性化』というわかりやすいコンセプトを掲げる社風と地元との深い関わり。地元の食材、無添加食品へのこだわり。リピート率の高さ、滞在時間の長さの理由は、伊勢の伝統と訪れる人への「おかげ」の気持ちがその心を掴んでいるからなのだということが解かりました。
 お話の最後には「最終的には全て経営者の責任。おかげ横丁から何かを感じ取り、役立てていただければ嬉しいです」と激励の言葉をいただきました。

雨の日の平日でも客足は順調!?
 その後は「おかげ横丁」の散策タイム♪ 昔を彷彿とさせる「おかげ横丁」は意外にも20〜30代にも人気があります。歴女と呼ばれる歴史愛好家が増えたり、飲食業界でも昭和の雰囲気を取り入れた居酒屋が流行ったり、若い世代が古き良き時代にあこがれる気持ちが表れているのかもしれませんね。
 今いる場所に留まっていると見えづらくなることも、外へ出ると見えてくるかもしれません。
『商売の原点』もまた然り。「飲食店経営と地域復興の考え方、商売の原点について同じ考えがいくつかあり、これから自店での営業において良い刺激になりました」というご意見もいただきました。
 
一番人気はやはり赤福本店(写真左)歴史館「おかげ座」ではかつての参宮街道の賑わいを映像や模型で再現(右写真奥)
 空がうす暗くなり始めた頃、最後に訪れたのは伊勢神宮外宮前。こちらに祭られている商売の神様を参拝して商売繁盛を祈願した後、外宮前に近日オープンしたばかりの「浜与本店」を見学させていただきました。漂白していないこだわりの黒しらすや牡蠣の佃煮などの商品が購入できるほか、人気の生しらすや釜揚げしらす丼を味わえる飲食コーナーもあります。とっても素敵なお店なので今後新たな地域活性化のスポットになるのではないでしょうか。
 たくさんお土産も買って満足したところで、バスは大阪へ向けて帰路の途につきました。

答志島の新鮮なお魚を使用したお土産の品が所狭しと並んでいます。夕方には鮮魚市も開催されます!
 閉会後のアンケートで寄せられた「座学よりライブです!」「もっとゆっくり見学する時間がほしかった」というご意見は、今後の課題にさせていただきます。丸一日時間を割いてご参加くださった皆さん、ありがとうございました。私たちも一緒に楽しく学ばせていただきました。
 さて・・・来年はどこへ見学に行きましょうか♪♪


   

今回お世話になった方々
株式会社浜与
〒517-0081
 三重県伊勢市朝熊町
 箕曲瀬3-10
 http://www.hamayo.com/

伊勢外宮前
しらす専門店 浜与本店
[住所] 三重県伊勢市本町14-3
有限会社伊勢福
〒516-8558
 三重県伊勢市
 宇治中之切町52番地

伊勢内宮前 おかげ横丁
http://www.okageyokocho.co.jp/




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