岡山フードサービス株式会社

ファン作りに繋げる 販促ツールのマル秘活用術

今回は「ファン作りに繋がる販売促進」がテーマ。弊社得意先430件の販促に関するリアルなアンケート結果から、具体的な成功・失敗事例をご紹介するとともに、数々の業績不振店を繁盛へと導かれた飲食店コンサルタント 大久保氏に各店の環境やお悩みに応える販促のノウハウを伝授していただきました。

 まずは販売促進ツールの現状について、弊社得意先約430店舗から集めたアンケート結果を分析!世間のリアルな声や悩みを、以前から販促に興味を持っていた弊社営業部 梅村より発表させていただきました。アンケートから浮かび上がってきた共通点は以下の3つでした。
①ホームページ・SNSを利用した販促が多い
②立地や店前通行量に応じた販促はある程度出来ているが目的や狙いに応じた販促は出来ていない
③販促費用・適正費用への認識が低く、費用対効果の疑問をもたれている

 販促に関する知識や情報が不十分で「悩みを解消する販促方法が分からない」という共通の課題が見えてきたところで、今回の特別講師へとバトンタッチ!数々の業績不振店を繁盛へと導かれた飲食店コンサルタント 大久保 一彦氏にご登壇いただきました。 「どんなお客様を増やしたいですか?」という大久保氏の問いかけに、会場の皆さんは「リピーターになってくれるお客様」と回答。新規客よりもリピーターを獲得することの方が難しい、そう語る大久保氏に様々な販促の知恵を教えていただきました!

 大久保氏は、商圏別に分けた集客方法や新規客やリピーターに有効なメニューの違いなど、ターゲットを明確にした戦略が重要だと捉え、さらに得意先アンケートでも多くの店が利用していたWebツールについては、その特徴を理解することでより「顧客にヒビく」発信ができると提案されました。

 「販売促進は難しいものではなく、お客様の目線になって自店を分析できれば、ほんの少しの工夫で大きな結果を生むことができる」とご自身の経験から語られ、次々と飛び出す豊富な知識の数々に会場中が引き込まれたご講演となりました。

 引き続き行われたトークライブ形式のディスカッションでは、元ホテル出身の料理人でありながら、複数の飲食チェーンにてお店の立ち上げから不振店の改善といった数々の経験を積まれ、現在は 「BAR利之助」のオーナーシェフとして腕を振るっておられる松村 高志氏を交え、大久保氏、そしてインタビュアーを務めた梅村の3人で、より実践的な販売促進の本質に迫りました。

 お2人の過去に経験された失敗談、自店で利用されている販促の紹介から、飲食店で今最重要課題の一つである人財募集においての効果的な発信方法など、人財育成にまで話題が広がり、「販売促進」が集客のみならず、経営していくための重要な要素であることがより明確になったディスカッションでした。

 ご参加いただいた皆さんからは、「販売促進についての意識が高まった」「具体的な方法や、現場での実例が参考になった」というご感想をいただきました。 お店のセールスポイントを効果的にお客様へ伝えるための数多くのヒントを、ぜひ活用していただきたいと思います。

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