岡山フードサービス株式会社

大摩桜&茶美豚を巡る 鹿児島産地見学ツアー

多くの得意先様よりご支持いただいている弊社のイチオシブランド商品『さつま極鶏 大摩桜(だいまおう)』と『薩摩茶美豚(ちゃーみーとん)』の農場を巡り、現地でしか見ることのできない飼育の様子や生産者の声を聞く「鹿児島2大産地見学ツアー」を繁盛塾初の1泊2日で決行しました!

 1日目の朝、早速飛行機で鹿児島県へ。鹿児島空港から大摩桜の生産農場がある南九州市知覧町までバスで向かう道中、「大摩桜開発物語」と題して、大摩桜の誕生秘話から生産工程までを解説しました。途中、昼食と知覧特攻平和会館の見学をはさんだ後、1日目の目玉である大摩桜生産の要、知覧第2農場へ。

 2018年5月に新設した知覧第2農場には、7500平米の敷地に6棟の鶏舎があり、1棟で約1400羽の大摩桜を育てることができます。農場長の松山による各設備の説明を交えながら、月齢の異なる各鶏舎を見学していただきました。参加者の皆さんも写真を撮ったり、積極的に質問をするなど、普段なかなか見られない光景に興味津々の様子でした。

 その後、再びバスで5分ほどの所にある第1農場とと畜場を見学しました。大摩桜のと畜は月~金曜日の週5日行われ、と畜したその日のうちに配送、次の日には大阪の弊社流通センターに届きます。生食向けの生産のため、肉に菌が付着しないよう最後に内臓の処理をするなど徹底した衛生管理を行っています。第1農場に隣接して2019年8月にオープンした生産農場直売所『かしわ・鶏刺し専門店 大摩桜』では、地元のお客様が鶏刺しを購入される様子も見ることができました。

 その後、大摩桜が誕生したきっかけとも言える地鶏の里「永楽荘」さんへ移動し、大摩桜・茶美豚の鹿児島ツアー特別コースを堪能しました。大皿いっぱいに並べられた大摩桜の鶏刺しや網焼き、茶美豚のしゃぶしゃぶ、〆の大摩桜ムネ肉寿司に至るまで、メニュー解説も交えながらお腹いっぱい味わい尽くしました。

 2日目は鹿屋市にあるJA食肉かごしま鹿屋工場からスタート。工場長より会社概要と工場についてご説明いただいた後、JA鹿児島経済連養豚事業部の有川氏より、茶美豚の生産から販売までの過程を教えていただきました。岡山フードサービスで取り扱う茶美豚は南大隅町にある桜農場で育てられています。この農場ではより自然に近い形での飼育を大切にしており、養豚場では珍しい発酵床方式を取り入れています。ストレスのない環境が茶美豚をより美味しくするそうです。

 その後、工場内にあると畜場と加工場を見学しました。豚の鳴き声が響き渡る部屋で実際に電気ショックを与えられ死に至る瞬間まで見学し、「命をいただく」意味を考えさせられる貴重な体験となりました。その後の解体作業もベルトコンベア式でスピーディーに行われ、あっという間に豚肉になっていく光景に参加者の皆さんも圧倒されていました。

 昼食で茶美豚の豚丼を味わった後は、フェリーで桜島を臨みつつ鹿児島湾を横切り、JAグループが運営する自然食レストランがある「たわわタウン谷山」や、麹と焼酎のテーマパーク「バレルバレーGEN」など、鹿児島の文化にも触れながら観光を楽しみました。

 参加者の皆さんからは、「改めて一つ一つの食材に向き合っていこうと決意できた」、「生産者の方々の想いをお客様に伝える使命を強く感じた」など、嬉しいお声を多数いただきました。泊りがけのツアーという繁盛塾初の試みでしたが、学びの多い、濃い2日間にすることができました。次回ツアーもお楽しみに!

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