岡山フードサービス株式会社

牛への愛情を共に育む“オーナー制度”はじまります 『サロマ和牛』提案会

今回は北海道の佐呂間町で愛情込めて育てられているブランド牛「サロマ和牛」がテーマ。トップファームグループは全てのエサを自社直営農場で生産し、非常に難しいと言われている繁殖から肥育までの一貫経営を実践されています。生産者から語られるサロマ和牛への想いと、試食会を通してその魅力を体験いただきました。

第一部では、トップファームグループ取締役会長の井上登氏より、肥育環境へのこだわりや安心安全を目指した取り組みについてお話いただきました。
東京ドーム約11個分の広大な敷地で、交雑種、黒毛和種、ホルスタイン種合わせて1万頭以上を肥育しているトップファームグループ。国が認める安心・安全な衛生基準である農場HACCPを国内で初めて取得するなど、衛生管理を徹底しておられます。最新ICTや哺乳ロボットを導入することで血統やワクチン、治療歴などを一元管理し、一頭一頭に向き合った肥育を実践。また、月齢ごとに独自で開発した飼料を与えているのも特徴の一つです。餌の中に乳酸菌、酵母菌、発酵飼料を入れることで、腸内バランスを整え、牛糞の臭いが抑えられて牛舎を清潔に保てるのだとか。また、乳酸菌の作用によってお腹の調子が整うため、たくさん餌を食べることができ効率的に大きく育つそうです。
「牛さんの衣食住をもっと充実させたい」と今後の展望を語る井上氏。牛ファーストの環境作りを追い求める熱い想いに、参加者の皆さんは感銘を受けておられました。

第二部では、JA全農ミートフーズ株式会社牛肉営業部の中村氏にご登壇いただき、新たな取り組みとして始まるサロマ和牛の「予約オーナー制度」についてご紹介いただきました。

予約オーナー制度とは仔牛の段階で予約購入できる制度で、手元に届くまでの成長過程を生産者と一緒に見守ることができます。今まで以上の価値と愛着を感じていただくことで、サロマ和牛を使ったメニューの価値創造、また他店との差別化に繋がると考えています。“買う”時代から、“飼う”時代に。牛への愛情を共に育み、サロマ和牛の更なる価値向上にむけて導入を検討してみてはいかがでしょうか?制度の詳細は弊社営業よりご案内させていただきます。

その後、サロマ和牛やサロマ黒牛を使ったメニューの試食会と相談会を実施!和牛と黒牛のステーキ食べ比べも行い、ぞれぞれの味の違いを体感していただきました。
【試食会メニュー】(全9品) 
➀サロマ和牛サーロインステーキ ②サロマ黒牛サーロインステーキ ③サロマ和牛ローストビーフ(ウチモモ) ④ウデ肉のしゃぶしゃぶ ⑤牛肉の生春巻き(ウデ肉)⑥色々野菜deピクルス(協賛企業:オタフクソース株式会社) ⑦うずら卵とトマトのピクルス(協賛企業:オタフクソース株式会社) ⑧白米 きぬむすめ(協賛企業:株式会社幸福米穀)⑨シャーベット(協賛企業:株式会社めいらく)

参加者の皆さんからは「生産者の熱い話を聞いて、ぜひ農場に行ってみたいと思った」「赤身が濃く、脂があっさりしていて美味しい」といった声をいただきました。トップファームグループの皆さんが大切に育てられたサロマ和牛の魅力を一人でも多くの方にお伝えできるよう、今後も取り組んで参ります!

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