岡山フードサービス株式会社

非日常の感動体験が目的来店につながる 繁盛店に学ぶ支持される店作り

今回は、奈良の郊外にありながら100席以上が連日満席という『BABYFACE SKY TERRACE』を訪問。計画・設計を手掛けた㈱ベビーフェイス 代表取締役社長 田中 利幸氏より、コロナがきっかけになったという新業態のオープン経緯や、世界一のドリンクバーを設置した狙いなどについてお話しいただき、食事や見学を通して、お客様を惹きつける仕掛けを体感しました。

 2022年6月にオープンした「BABYFACE SKY TERRACE(ベビーフェイス スカイテラス)」は、FC店舗を含め全国に80軒以上を展開する郊外型レストランBABYFACE Planet’sの新業態。広大な敷地には、明るく開放的な吹き抜けが目を引く約130坪のレストランの他に、独特なオブジェが立ち並ぶ庭園や鑑賞用のプールなど、まるでテーマパークのような佇まい。その新業態の企画や建物の設計を手掛けたのが、お父様から会社を引き継がれた新社長の田中氏です。

 開店前に貸切させていただき、まずは、弊社営業部三宅からのインタビュー形式で、オープンの経緯やコンセプトについてお聞きしました。
元々、既存店のノウハウを生かした大型旗艦店の出店を計画していたという田中氏。新型コロナウイルスによる様々な制限によって自分たちの強みを明確にでき、それを生かす店の構想が出来上がったことが出店の後押しになったそうです。

 「外食をしてはいけない…そんなムードを変えたかった」と語る田中氏。特に力を入れたのが全長10mに渡り様々なドリンクが立ち並ぶビバレッジバーです。「ドリンクバーというファミリーレストランが築き上げた日本の礎を世界一まで突き詰めれば、もう一度外食業界を盛り上げられる」…そんな考えのもと、各専門家とタッグを組み創り上げられたドリンクバーは、多くのお客様が来店するきっかけになっています。今後は海外出店も積極的に進めるという同社。突破力がどれだけあるかを確かめる年になります、と強く語られました。

 インタビューのあとは、繁盛塾特別コースをいただきました。SKY TERRACEのコアターゲット層という、30代~40代主婦を意識したメニューはどれもおしゃれで、参加者の皆さんは写真を撮りながら舌鼓を打っていました。ビバレッジバーでは、大手スパイスメーカーと共同開発したというオリジナルクラフトコーラや、奈良のROKUMEI COFFEEを自動でドリップできるマシンなど、他の店では見ることのないドリンクの数々を体験。オープン時間には一般のお客様が次々と訪れ、間もなく満席に!平日にも関わらず、賑わいを見せていました。

 お食事の際、田中社長が参加者のテーブルを回り、「ベンチマークしたお店は?」、「ドリンクバーの最新マシンをどのように選んだのか?」、「海外出店の1号店をなぜインドネシアにしたのか?」など、一人一人のご質問に真摯にお答えいただきました。

 参加者の皆さんからは、「実際に繁盛店の雰囲気を体験でき、そこに至るまでのプロセスを知ることができてよかった」、「コストパフォーマンスが素晴らしく、とことん追求された店舗作りに感銘を受けた」など絶賛のお声を多数いただきました。これからもチャレンジを続ける同社の活躍に注目です!

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