岡山フードサービス株式会社

岡山フードサービス 6次化直売所 農絆卓恵 PRE-OPENING EVENT

生産(1次産業)~加工・流通(2次産業)~販売(3次産業)を一貫で取り組む“食の6次化”を手掛ける岡山フードサービス㈱が、長年にわたり構想を練ってきた直売所がついに実現!8月末のオープンに先駆け、日頃お世話になっている関連企業の皆さまにお披露目させていただきました。

 今回オープンする『農絆卓恵(のうはんたっけい)茶屋町店』は、1Fが全国の6次化商品や産直野菜、プロ仕様のお肉を取り揃えた直売所「FOOD BASE CAMP」、2Fは直売所で販売している商品を使った小皿料理を味わえるレストラン「地産美食の小皿料理」、3Fは国産のお酒と炭焼きが楽しめるレストラン「炭焼き料理とお酒」(10月末オープン予定)、そして4Fにイベントや講演会にも使えるコワーキングスペースを設けた“食の発信基地”です。

 まずは弊社代表の岡山より、6次化への想いについてお話しました。社会に求められる企業になるために、岡山FSが極めるべき3つの機能があります。1つ目が飲食店の仕込代行。2つ目は物流。そして3つ目が6次化です。食に関わる仕事をする中で一番危惧していることは「近い将来食糧危機が必ずやってくる」ということ。世界中で発生している異常気象や、不安定な社会情勢、それらによりあらゆるものの価格が高騰している今、自らが生産者となり“人に良い食を広めたい”という想いから1次産業~3次産業まで一気通貫の事業領域を広めていきたいと語りました。

 次に弊社取締役の渡邊より、このお店のコンセプトと役割についてお話しました。「農絆卓恵」は、生産・加工流通・販売を一貫して行う食の情報発信基地として、自社も含めた全国の6次化商品や、外食産業の生産性向上のために仕込代行の活用を提案する場として、飲食店の皆さまの要望にお応えした商品ラインナップをご用意しました。外食産業が抱える課題と農林漁業の抱える課題を解決するために、“使うプロ”と“産地のプロ”を結ぶ拠点を目指していきます。

 概要説明のあとは、2Fレストラン「地産美食の小皿料理」で提供するメニューをご試食いただきました。鹿児島の自社農場で育てた「さつま極鶏大摩桜(だいまおう)」の鶏刺しや、その鶏糞をたい肥として活用し農薬不使用で育てた「薩摩知覧碾茶(てんちゃ)」のガトーショコラなど自社ブランド商品の他、京丹後から路線バスの荷台に乗って運ばれてくる日本鹿のローストや、青森県産のとうもろこしなど、日本の食の豊かさを感じていただけるようなメニューをご用意。参加者の皆さまは1つ1つの素材を確かめながら、舌鼓を打っておられました。

 その後、1F直売所「FOOD BASE CAMP」にて、自由に見学とお買い物をしていただきました。壁面の冷凍ショーケースには、サロマ和牛や薩摩茶美豚の歩留まり100%の小ポーションブロック肉が様々な部位ごとに並び、飲食店の方々が熱心に見ておられました。

 参加者の皆さんからは、「食の未来を創造する取り組みと、挑戦する姿勢に感動した。」、「安心安全なお茶をサブスクで買えるのが良い。」、「飲食店の手助けになる拠点としてますます発展して欲しい。」と、暖かいお言葉を多数いただきました。今後は商品の販売やレストラン運営だけでなく、お取引先の皆さまに商品をお届けする都会の物流拠点としても活用を進めて参ります。農絆卓恵の活動をあたたかく見守っていただければ幸いです。

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