今回ご紹介した中華惣菜は小ロットの製造に対応ができ、お店オリジナルの味付けや食材を組み合せたPB商品の餃子や焼売を製造できます。また、できる限り国産原料を使用し、無添加・無化学調味料で素材の味を引き出した健康的な商品づくりが特徴です。今回はNB商品の中から定番8種類と海鮮を使った新シリーズ11種類、中華まんを2種類の計20種類をご試食いただきました。

　商談会は3部制で1企業ごとにお客様のご要望をじっくりとお伺いしながら提案を進めました。一番美味しい状態で食べてもらえるよう、試食は焼きたて・ふかしたてを順次テーブルにご提供。餃子を焼く良い匂いに包まれながら、その味を確かめていただきました。

　定番商品の中で人気があったのが、鶏肉を餡に使った『鶏餃子』。パサパサとしたイメージがある鶏肉を独自の製造方法で肉汁を逃さずに焼き上げできるように仕上げました。「ジューシーで美味しい」「ヘルシーさがあって女性向けに良さそう」という声が上がり、非常に好評でした。

　会場中央には、今回の目玉商品である海鮮シリーズのアレンジメニューが並ぶ展示スペースをご用意。アジやサバ、あさり、ハモ、うなぎなど、様々な海の幸を包んだ贅沢点心は、他にはないオリジナル商品です。鮮度を保ったまま調理をしているため、海鮮独特の臭みを抑えながらも、しっかりと素材の味を感じられます。また、独自のルートで仕入れを行い、加工時に発生する端材を有効活用することで環境にも優しく、低価格での商品化を実現しました。

　お客様の満足度を高めることができる、ひと手間加えたアレンジメニューの中でも「あさり餃子の酒蒸し風」は、見た目も華やかで蓋を開けるとあさりの香りが広がり、お出汁にも貝の旨味が染み出して高級感のある味わいに。「実際にお店で提供してみたい」と写真を撮りながらメモしている様子も見られました。

　他にも、全国でほとんど製造されていない、春巻きの餡を薄焼き卵で包んだ神戸発祥の『玉子春巻き』や、鹿児島の自社農場で農薬不使用で育てたさつまいもをペーストにして、ふっくらとした生地で包んだ『焼きいもまん』など、変わり種の商品に皆さん興味津々の様子でした。

　今回の商談会で「ニンニクマシマシの餃子が欲しい」や、「この餃子の皮に色を付けてほしい」など、たくさんのご要望をいただきました。工場チームと共に商品開発を進めていきます！