薩摩茶美豚(さつまちゃーみーとん)
薩摩茶美豚とは
身体を健康に保つ作用がある成分「カテキン」を含む緑茶や、トウモロコシ、サツマイモ、大麦等が入った飼料を与えて肥育されている鹿児島発祥のブランド豚です。ストレスなく元気に育つよう「発酵床」を導入しており、上質な赤身とクセのない脂、深い味わいを兼ね備えています。旨味成分のイノシン酸を多く含んでいるので、確かな旨味を感じることができる豚肉です。
血統 ~Bloodline~
純粋種豚のランドレースの雌と大ヨークシャーの雄を掛け合わせて生まれた雌豚と、肉質の良いデュロックの雄から生まれたのが薩摩茶美豚。3つの豚を掛け合わせることによりそれぞれの良い点を受け継いでいます。
一貫生産 ~Integrated production~
当社で取り扱う茶美豚は主に、鹿児島県肝属郡南大隅町にある専用の子豚供給センターで産まれ、生後約80日間を過ごします。子豚は菌に対する抵抗力が弱いため、豚舎の温度・湿度を厳重に管理しているだけでなく、施設に立入る車両のタイヤや靴の殺菌、人が入退出する際のシャワーの義務化や、着衣を下着まで専用のものに着替えるなど、菌の持ち込み・持ち出しを防ぐための対策を徹底しています。
ここで元気に育った茶美豚の子豚は同じ南大隅町にある主力生産者の桜農場へ運ばれ、約18週間肥育されます。体重 約120kgまで育ったところで、鹿屋市にある食肉処理場へ出荷・加工され、大阪の流通センターへと届けられます。
肥育環境 ~Fattening environment~
桜農場では、豚がストレスなく元気に育つよう、一般的なコンクリート床ではなく、「発酵床」を導入しています。おがくずや土着菌をまぜ込んでおり、菌の自然発酵によりフンを分解するため、衛生的で環境にも優しいのが特徴。発酵床を踏み込むことで、豚の運動量が増し、美味しいお肉になります。
加工品① ウインナー
茶美豚ウインナー(生タイプ)
【冷凍流通/非加熱】
合成保存料、着色料、防腐剤無添加
茶美豚を100%使用した荒挽きタイプ
茶美豚ウインナー(スモークタイプ)
【チルド流通】
茶美豚を100%使用した荒挽きタイプ
スモークならではのパリッとした歯ごたえが特徴
その他チョリソーやチーズ入り、フランクなど各種取り揃えています
加工品② ベーコン
茶美豚乾塩ベーコンブロック
茶美豚のバラ肉を100%使用し、昔ながらの「乾塩法」で仕上げました。
塩を直接肉にすり込み約2週間の熟成期間でゆっくりと肉の旨味を引き出し、桜チップで燻製にして作り上げました。
完全な手作りで仕上げたこだわりのベーコンです。
加工品③ ローストポーク
茶美豚ローストポーク
茶美豚ロースを使用したローストポークです。
味付けは塩コショウのみでシンプルにしっとりと仕上げました。
薄くスライスしてオードブルや一品にお使いいただくのはもちろん、厚めにカットしてグリルやソテーにしても美味しく召し上がっていただけます。